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川添裕 研究の関心、主な著作


大衆文化や庶民文化を中心とする日本文化史と、国際横浜学、接続文化史 (日米英及び東アジア)、文化資源学の分野で研究執筆活動をおこなっています。本名は古谷祐司で、かつては平凡社で20年余り企画編集の仕事をしてきました。  プロフィール  → 最近の活動と予定

[研究の関心]

 文化史・日本文化史   (中近世から近現代にいたる芸能史、文化史、身体-思念-情動 表象史)
             (接続文化史 [日米英および東アジア]、文化交流史)
             (異国/自国形象論、比較文化論、国際日本学、国際横浜学)
             (文化資源学・観光資源学)

 メディア論・表現文化論 (メディアと大衆文化の相関歴史研究、コミュニケーション史)
             (出版マスコミ現場経験に基づく表現実践論)


[主な著作]

  江戸にラクダがやって来た―日本人と異国・自国の形象 (単著、岩波書店、2022) new!

  江戸の大衆芸能―歌舞伎・見世物・落語 (単著、青幻舎、2008)

  見世物探偵が行く (単著、晶文社、2003。書評紹介

  江戸の見世物 (単著、岩波新書、2000。書評紹介

  見世物絵十三考 (単著、ブックレット、ばれんの会、1997)

 

  国立劇場所蔵 見世物資料図録 (樋口保美と共同監修、日本芸術文化振興会、2021)

  此花/風俗図説 復刻版 (解説・底本提供、ゆまに書房、2007)

  落語の空間 (落語の世界3、編著、岩波書店、2003)

  名人とは何か (落語の世界2、編著、岩波書店、2003)

  落語の愉しみ (落語の世界1、編著、岩波書店、2003)

  見世物はおもしろい (編著、平凡社、2003)

  朝倉無声 見世物研究姉妹篇 (編著、平凡社、1992)

 

  『落語がつくる〈江戸東京〉』(共著, 田中優子編、「動く江戸東京落語―『黄金餅』から出発して」の章執筆、岩波書店、2023) new!

  『新・江戸東京研究の世界』(共著, EToS叢書4、「ビジターの都市『江戸』、ビジターの街『両国』」の章執筆、法政大学出版局、2023) new!

  大江戸の都市力 (共著、洋泉社、2018)

  演劇のジャポニスム (共著、森話社、2017)

  見世物大博覧会 (共著、国立民族学博物館、2016)

  日本人は日本をどうみてきたか:江戸から見る自意識の変遷 (共著、笠間書院、2015)

  物語 明治・大正を生きた女101人 (共著、KADOKAWA/中経出版[新人物文庫]、2014)

  忘れられた演劇 (共著、森話社、2014)

  伊勢市史 第3巻 近世編 (共著、伊勢市、2013)

  服部幸雄 大いなる小屋 (共著・対談収録+文庫解説、講談社学術文庫、2012)

  インターナショナルな「地方」の視座 (共著、南窓社、2012)

  西鶴と浮世草子研究5 芸能 (共著、笠間書院、2011)

  コミュニケーションの風景 (共著、皇學館大学コミュニケーション学会、2009)

  人と動物の日本史2 歴史のなかの動物たち (共著、吉川弘文館、2009)

  コミュニケーション力とは何だろう (共著、皇學館大学出版部、2008)

  検定お伊勢さん 公式テキストブック (共著、伊勢商工会議所・伊勢文化舎、2006)

  続々 日本の神々 (共著、皇學館出版部、2005)

  浅草寺佛教文化講座 第48集 (共著、浅草寺、2004)

  地域に学ぶ (共著、二宮書店、2003)

  大見世物 (共著、たばこと塩の博物館、2003)

  江戸東京博物館 (共著、小学館文庫、2003)

  出版界はどうなるのか (共著、日本エディタースクール、2002)

  電子図書館はどうなる (共著、勉誠出版、1999)

  原稿を依頼する人、される人 (共著、燃焼社、1998)

  日本の美 日本の心 (共著、日本音楽教育センター、1998)

  世界の古書店 II (共著、丸善ライブラリー、1995)

  大道芸と見世物 (共著、平凡社、1991)

 

[主な論文]

  細工見世物と生人形の浅草 (人形玩具研究26、日本人形玩具学会、2016)

  落語を楽しむ空間は (グラフィケーション202、富士ゼロックス、2016)

  横浜が売る「ニッポン」:サムライ商会を中心に (文学11・12月号、岩波書店、2015)

  「時代の産物」としての細工見世物と造り物:ひとつのエポックを考える (『造り物の文化史』、勉誠出版、2014)

  「写真」という意識 (歌舞伎51、歌舞伎学会、2014)

  貝細工とは何であったのか (懐かし うつくし 貝細工、大田区立郷土博物館、2012)

  江戸庶民がみる異国/自国の形象 (国立民族学博物館調査報告:東アジアの民族イメージ、国立民族学博物館、2012。リンク先の民博サイトでダウンロードできます)

  究極の乱調とまっとうさ―落語『子別れ』(子は鎹)を考える (文学11・12月号、岩波書店、2011)

  スピードと社会、そして身体 (西鶴と浮世草子研究5、笠間書院、2011)

  伊勢佐木町の場所構造をめぐって (歌舞伎46、歌舞伎学会、2011)

  川辺の魅力、水辺の魅力 (グラフィケーション173、富士ゼロックス、2011)

  日本人と虎、そして虎の見世物 (虎屋・寅年・虎づくし、虎屋文庫、2009)

  現代人にとっての伝統芸能の魅力とは ハイライフ研究11 ←PDF雑誌全体27M、ハイライフ研究所、2009)

  松旭斎天勝 (歴史読本4月号、新人物往来社、2008)

  『駱駝之図』を読む―異国形象論に向けて (皇學館大学文学部紀要45、2007)

  見世物とはいかなるものであったのか 大見世物、たばこと塩の博物館、2003)

  盛り場の賑わい論 (観光文化158、日本交通公社、2003)

  菊細工とはどんな娯楽だったのか (菊人形今昔、文京ふるさと歴史館、2002)

  書籍編輯-以制定計画為中心 (中日出版教育校際學術交流會論文集、2001)

  勢州松坂 鳥屋熊吉(上) (歌舞伎27、歌舞伎学会、2001)

  見世物をどう理解するか (藝能史研究148、藝能史研究會、2000)

  デジタル百科の未来 (人文学と情報処理23、勉誠出版、1999)

  見世物研究家・列伝 (自然と文化59、日本ナショナルトラスト、1999)

  「見世物絵」とその出版の諸相 (浮世絵芸術131、国際浮世絵学会、1999)

  見世物データベースは三百年の時空を超えて (本とコンピュータ6、トランスアート・大日本印刷、1998)

  面白がる精神 (浮世絵春秋9、ばれんの会、1992)

  国芳と見世物 (浮世絵春秋7、ばれんの会、1990)

 

[事典項目等]

  書評大全 (共同通信社で執筆の書評収録。三省堂、2015)

  最新 歌舞伎大事典 (「作り物、千束屋、鳥熊芝居、鳥屋熊吉」の4項目。柏書房、2012) →Amazonへ

  歴史学事典15 コミュニケーション (「古典芸能」の大項目。弘文堂、2008)

  浮世絵大事典 (「見世物」の項目。東京堂出版、2008)

  歴史学事典11 宗教と学問 (「紙芝居、芸談、時代劇、芝居、新劇、同人誌」の6項目。弘文堂、2004)

  江戸時代館 (浅草奥山、見世物の2項目。小学館、2002)

  情報学事典 (見世物1項目。弘文堂、2002)

  日本史広辞典 (阿呆陀羅経、生人形、一田庄七郎、大岡政談、怪談牡丹燈籠、松旭斎天勝ほか26項目。山川出版社、1997)

  コミュニケーション事典 (映画館、活弁、芝居小屋、変装、ホームドラマ、幕、見世物の7項目。平凡社、1988)

  大百科事典 (前衛劇、千田是也、変装、ホームドラマ、幕、三門博、見世物、美空ひばりの8項目。平凡社、1984・85)

 

入門向き記事(抜粋)
  見世物は何処へいく (産経新聞、1999.1.14 夕刊)
  江戸の見世物絵を読む (版画藝術92、阿部出版、1996)
  見世物絵の世界へようこそ (芸術倶楽部vol.18、藝術出版社、1997)

英語
  "An Insight into Misemono-e in the Late Edo Period",
  NEWSLETTER Vol.7, no.1, Tokyo: The Association for the Study of Prints,1996.

仏語
  "SAIKU-MISEMONO",
  ARTS JAPONAIS Vol. 5, Tokyo-Paris: Geizyutsu-Shuppansha, 1998.

 

  

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