マスコミ文化論
(マスコミ論、マスコミュニケーション論)―川添裕:皇學館大学 平成20年度(2008)
皇學館大學 皇学館大学 マスコミ論 マスコミュニケーション論
従来のマスコミュニケーション論に代わる科目で、名称を変更してマスコミ文化論となる。日本と世界のマスコミの状況をいくつか個別に概観し、体験的なマスコミ論を含めて、基本的には講義形式でおこなう。さまざまに今日的な意味をもつ「マスコミ報道をどう読むか」が全体をつらぬくテーマであり、「マスコミ報道の客観性」「マスコミの模倣性」「マスコミは社会・文化・制度を超えられるか」といった問題群を扱う。
日本をとりまく今日の社会、文化を強く意識した、マスコミの背後にある世界の状況へと切り込む文化論、文化批評(今日の世界をどうとらえるか)を含む内容で、とくに情報をめぐる「複数主義」「多文化論」に、時間をかけてふれる予定である。
それぞれへの時間配分は等分ではないが、およそ以下のテーマで、マスコミ文化論の授業をおこなう(講義内容は若干、変更になる場合がある)。なお、マスコミ以外のメディアに関しては、「メディア論 I、II 」で幅広い視点からとりあげる。
1 進め方について
2 コミュニケーションとマスコミ
3 マスコミとは
4 新聞記事のつくられ方
5 ニュースを配信する
6 アザラシの「たまちゃん」報道を読む
7 誤報と虚報
8 「遅効性」のメディアとは
9 戦争とプロパガンダ
10 同時多発テロ9.11報道をめぐって
11 メディアの世界同時性と暴力
12 サイード『オリエンタリズム』をめぐって
13 情報の複数主義、混淆的多元論とは
14 マスコミ、ネット、そして私の場所
15 まとめ
特記1:マスコミ以外のメディアに関しては、「メディア論 I、II 」で幅広い視点からとりあげる。
参考:川添のマスコミ関連、ネット関連の著述をこちらで紹介している。