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『浮世絵春秋』第一期 総目次


ここでは雑誌『浮世絵春秋』第一期(発行=ばれんの会[江戸錦絵 香津原内])の総目次を掲載しています。昭和62年(1987)9月創刊で、平成12年(2000)5月までに全20号が刊行されています。研究者、浮世絵愛好家、所蔵家を含む総勢80数名が執筆しています。
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『浮世絵春秋』第二期の紹介 new!

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浮世絵春秋1

昭和62年(1987)9月10日発行
A5判・56頁・略装

目次
創刊のことば
[作品紹介]三世豊国大首役者絵集のうち「髪結才三郎」
  錦昇堂・大首絵シリーズについて (萩原司)
  市川市蔵の周辺 (勝原良太)
浮世絵の紙と絵の具1 (高梨英一)
現代的なあまりに現代的な (岡本隆明)
<対談>「義勇八犬伝・犬坂毛乃」をめぐって (岡本隆明・勝原良太)
合成画面に躍り出た怪魚−「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を読む (木佐敬久)
南北−国芳 (浮世絵幻想共同体)
浮世絵の真実を求めて−勝原伸也ストーリー (井上雅紀)
<紹介>『小島烏水全集』第13・14巻 (高梨英一)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋2

『浮世絵春秋』2の表紙

昭和62年(1987)12月20日発行
A5判・64頁・略装

目次
団扇絵「猫のすずみ」鑑賞 (津田豊彦・岡本隆明・木村直樹・細野隆・勝原良太)
<鼎談>浮世絵の愉しさ−「国芳雑感」 (井上雅紀・岡本隆明・勝原良太)
浮世絵随筆 (浮世絵五郎、久永満、長湫太、鈴木基則、田島照子、川角信夫)
南北−国芳2 (浮世絵幻想共同体)
浮世絵の真実を求めて−勝原伸也ストーリー2 (井上雅紀)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋3

昭和63年(1988)7月1日発行
A5判・70頁・略装

目次
<鼎談>「今昔浮世絵版画展」を語る (勝原伸也・井上雅紀・岡本隆明)
今昔浮世絵版画展作品解説
浮世絵随筆 (遠藤直樹、勝原良太、長湫太、木佐敬久、川角信夫)
合成画面に躍り出た怪魚2−「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を読む (木佐敬久)
南北−国芳3 (浮世絵幻想共同体)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋4

『浮世絵春秋』4の表紙

昭和63年(1988)12月1日発行
A5判・71頁・略装

目次
蒐集水滸伝1 (萩原司)
もの(浮世絵版画)捜しの記 (勝原良太)
浮世絵随筆 (山本親、安谿正明、原智彦、川角信夫、藤田典己、鈴木博司、浮世絵五郎、武藤聡子)
合成画面に躍り出た怪魚3−「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を読む (木佐敬久)
浮世絵鑑賞室1「当世六玉顔・高野の玉川」
浮世絵の真実を求めて−勝原伸也ストーリー3 (井上雅紀)
浮世絵版画の問題−初摺り・後摺り (浮世絵幻想共同体)
読者からのおたよりコーナー
資料集覧1 (萩原司編)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋5

平成1年(1989)7月25日発行
A5判・72頁・略装

目次
蒐集水滸伝2 (萩原司)
役者似顔の戯画「亀喜妙々」をめぐって (浮世絵幻想共同体)
もの(浮世絵版画)捜しの記2 (勝原良太)
判じ絵−これも浮世絵 (散歩者)
川柳浮世絵1−歌舞伎を知らなくても役者絵は楽しめる (大河いさむ)
浮世絵鑑賞室2「亀と蟹」
浮世絵随筆 (野村芳夫、竹本一弘、大塚健一、片雲堂主人、鈴木博司、山泉英)
合成画面に躍り出た怪魚4−「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を読む (木佐敬久)
読者からのおたよりコーナー
資料集覧2 (萩原司編)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋6

平成2年(1990)4月15日発行
A5判・52頁・略装

目次
蒐集水滸伝3 (萩原司)
役者の似顔と家紋 (浮世絵幻想共同体)
もの捜しの記3 (勝原良太)
浮世絵鑑賞室3「美艶仙女香・初雪」
浮世絵随筆 (山田道夫、勝原良太、佐鷹比沙樹、川村陽一、大塚健一)
読者からのおたよりコーナー
資料集覧3 (萩原司編)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋7

『浮世絵春秋』7の表紙

平成2年(1990)11月25日発行
A5判・58頁・略装

目次
蒐集水滸伝4 (萩原司)
国芳と見世物 (川添裕)
国芳のちょっとしたデータ (山田道夫)
<座談会>後期歌川派展を語る (井上雅紀、石川隆大、加藤裕三、加藤富三、山本親、渡辺光彦、勝原良太)
判じ絵−これも浮世絵 (浮世絵幻想共同体)
浮世絵随筆 (山泉英、鈴木博司、勝原良太、難波宏樹)
読者からのおたよりコーナー
資料集覧4 (萩原司編)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋8

平成3年(1991)8月31日発行
A5判・60頁・略装

目次
巻頭のあいさつ (勝原良太)
蒐集水滸伝5 (萩原司)
版本出会の記 (音乃葦芦)
菊川英山の作品に関する一考察< FONT SIZE=2>(山本親)
木版師勝原伸也の語る「今様美人十二景・おてんばそう」
浮世絵鑑賞室4「大願成就有ケ滝縞 見立て金太郎」
<対談>「見立て絵」をめぐって
国芳艶本「枕辺深閨梅」の紹介 (夜半亭主人)
隠居の絵解 (音乃葦芦)
浮世絵鑑賞会報告 (勝原良太)
浮世絵随筆 (鈴木博司、岐阜H・S、難波宏樹、勝原良太)
読者からのおたよりコーナー
資料集覧5 (萩原司編)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋9

『浮世絵春秋』9の表紙

平成4年(1992)10月22日発行
A5判・52頁・略装

目次
面白がる精神−細工見世物の系譜学 (川添裕)
「亀喜妙々」拾遺 (浮世絵幻想共同体)
浦上さんのこと (勝原良太)
浮世絵展予告
<対談>「見立て絵」をめぐって−続
木版師勝原伸也の語る「白井権八」
浮世絵鑑賞室5「大願成就有ケ滝縞 見立て許由」
稀品紹介1「人形遣い吉田三吾」 (岩田和夫)
稀品紹介2「童戯五十三次・四日市」 (浮世絵五郎)
稀品紹介3「出雲伊麿」 (木佐敬久)
細判−勝川春好 (音乃葦芦)
宿題の解答
「大鵬・海老」三題
浮世絵随筆 (原智彦、山田道夫)
おたよりコーナー
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋10

平成5年(1993)5月20日発行
A5判・104頁・略装

目次
ごあいさつ
初代豊国の役者絵展−岩田和夫コレクションを中心に (岩田和夫)
重三先生の「国芳」 (勝原良太)
<対談>「浮世絵−江戸の意匠展」を語る
展覧会は絵巻物−「浮世絵−江戸の意匠展」の構成 (木佐敬久)
勝原伸也の新作紹介「七代目市川団十郎の三浦荒男之助」 (勝原良太)
木版師勝原伸也の語る「七代目市川団十郎の三浦荒男之助」
続 細判−勝川春章 (音乃葦芦)
浮世絵鑑賞室6「東海道五拾三次之内・見附」 (浮世絵五郎)
浮世絵鑑賞室7「新吉原八景・日本堤の落雁」 (今枝夕子)
浮世絵鑑賞室8「七世市川団十郎の暫」 (岩田和夫)
「三浦荒男之助」の用紙
浮世絵の真実を求めて−勝原伸也ストーリー4 (井上雅紀)
浮世絵随筆 (小野裕子、鈴木博司、勝原良太、神谷賢次)
おたよりコーナー
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋11

『浮世絵春秋』11の表紙

平成6年(1994)2月25日発行
A5判・100頁・略装

目次
拙著『国芳』の補記 (鈴木重三)
浮世絵の八犬士−一勇斎国芳画「曲亭翁精著八犬士随一」の出板をめぐって (服部仁)
国周画「かべのむだ書きいろいろ」の似顔判読 (浮世絵幻想共同体)
続・続 細判−勝川春章・春好と入れ木 (音乃葦芦)
勝原伸也さんへの長時間インタビュー−『木版師勝原伸也の世界』について (木佐敬七)
浮世絵随筆 (道野行末、鈴木博司)
浮世絵鑑賞室9「初世瀬川仙女の道成寺」 (岩田和夫)
浮世絵鑑賞室10「紅摺絵 市川舛蔵の曽我五郎」 (勝原良太)
浮世絵の参考書1−<歌川派>参考文献と画集あれこれ (渡辺光彦)
国貞試論−師・豊国との関わり (佐藤美貴)
勝原伸也経歴・浮世絵版画作品目録


浮世絵春秋12

平成6年(1994)10月31日発行
A5判・76頁・略装

目次
「浮世絵に描かれた四日市展」報告 (勝原良太)
役者絵と家紋 (堀田毅)
「参宮犬」 (浮世絵幻想共同体)
「壁のむだ書いろいろ」の訂正
続・続・続 細判−転用 (音乃葦芦)
浮世絵鑑賞室11「遊女図」 (勝原良太)
浮世絵鑑賞室12「外と内姿八景 田甫の落雁・衣々の晩鐘」 (浮世絵五郎)
浮世絵鑑賞室13「高祖御一代略図・佐州流刑角田波題目」 (勝原良太)
浮世絵鑑賞室14「七世市川団十郎の松王丸」 (松岡亮)
浮世絵鑑賞室15「東都名所・真崎暮春之景」 (勝原良太)
浮世絵鑑賞室16「宮嶋のだんまり」 (堀田毅)
浮世絵鑑賞室17「忠臣蔵・九段目」 (岩田和夫)


浮世絵春秋13

平成7年(1995)8月31日発行
A5判・30頁・略装

目次
芳幾筆・「見立て似たか金魚」の判読 (松岡亮)
奇想天外虚実の数式 (山田道夫)
街道の浮世絵師広重 (岡田集平)
ことば (片雲堂主人)
男の世界 (勝原良太)
「参宮犬」拾遺
浮世絵鑑賞室18「六代目市川団十郎の長崎次郎・初代坂東簑助の小山田太郎」 (岩田和夫)
浮世絵鑑賞室19「大願成就有ケ滝縞・見立て金閣寺」 (勝原良太)
おたより


浮世絵春秋14『浮世絵−役者絵百選展』

『浮世絵春秋』14の表紙

平成7年(1995)11月21日発行
A5判・235頁・略装

内容
1995年11月21日より26日まで名古屋・電気文化会館ギャラリーにて開催の、展覧会カタログ。出品100点の詳細な解説。

解説執筆= 新藤茂、服部仁、浅野正人、岩田和夫、堀田毅、松岡亮、勝原良太、平野英夫

同上協力= 野々垣裕二

出品= 鈴木重三、新藤茂、服部仁、平野英夫、小野宗芳、伊藤清則、岩田和夫、堀田毅、木佐敬久、沢井鈴一、福田博、鈴木博司、池端幾久雄、松岡亮、悳俊彦、吉田憲二、かめやま美術館、難波宏樹


浮世絵春秋15

平成8年(1996)7月25日発行
A5判・32頁・略装

目次
烏亭焉馬、文化八年の歳旦 (延広真治)
浦上敏朗氏への手紙−『或る美術コレクターの生活』について (木佐敬久)
再び浦上さんのこと (勝原良太)
続・続・続・続 細判−入れ木 (音乃葦芦)
浮世絵鑑賞室20「七代目片岡仁左衛門の小林の朝ひな 二代目岩井粂三郎の五郎時宗」 (岩田和夫)
浮世絵鑑賞室21「見立て桃灯蔵 五段目」 (鳥羽修・明美)
浮世絵の参考書2−<歌川国芳>参考文献と画集あれこれ (渡辺光彦)
補記 初代瀬川仙女の「道成寺」の彫版方法について (岩田和夫)
「浮世絵−役者絵百選展」正誤表


浮世絵春秋16『見世物絵十三考』

『浮世絵春秋』16の表紙

平成9年(1997)2月25日発行
A5判・62頁・略装

内容
全冊を見世物絵につき執筆したブックレット。

全冊執筆= 川添裕

はじめに
一、早竹虎吉の軽業   二、豹の見世物
三、松本喜三郎の生人形  四、続 松本喜三郎の生人形  五、両国広小路の見世物
六、四条河原の見世物  七、団扇のなかの見世物   八、菊細工の見世物
九、幻の朝比奈大人形  十、外国人曲馬  十一、一田庄七郎の籠細工
十二、見世物とその周辺  十三、魅せられたる人々−外骨・無声・衛彦


浮世絵春秋17

平成9年(1997)12月20日発行
A5判・48頁・略装

目次
十倍楽しめた浮世絵 (堀田毅)
<対談>「見立て絵をめぐって−文覚上人の場合」
収集そろばん浮世絵 (藤本保紀)
続・続・続・続・続 細判−入れ木 (音乃葦芦)
"IRE-KI", an inserted woodblock (Otono Yoshiashi)
浮世絵鑑賞室22「二代目瀬川富三郎のしのぶ 初代山下万菊のみやぎの」 (岩田和夫)
浮世絵鑑賞室23「四世坂東彦三郎の『鯉つかみ』」 (木佐敬久)
浮世絵鑑賞室24「摺物『たばこ入れと福寿草』 (勝原良太)
浮世絵鑑賞室25「梅の由兵衛・四代目中村歌衛門」 (勝原良太)
「参宮犬」その後
浮世絵袋1 (勝原良太)
浮世絵随筆 (山仁住蔵、近藤武者欲望、小野宗芳)
The Backgrounds for Appreciation of Ukiyo-e (Iwata Kazuo)
The Past, Present, and Future of Ukiyoe shunju (Katsuhara Ryota)


浮世絵春秋18『浮世絵−子ども絵百選展』

『浮世絵春秋』18の表紙

平成10年(1998)4月29日発行
A5判・190頁・略装

内容
1998年4月29日より5月5日まで名古屋・電気文化会館ギャラリーにて開催の、展覧会カタログ。出品121点の詳細な解説。図版オールカラー。

監修= 竹本洋

解説執筆= 平野英夫、鳥羽修、竹本洋、藤本保紀、悳俊彦、勝原良太、佐野真

同上協力= 鈴木重三、服部仁、浅野正人、岩田和夫、野々垣裕二、松井英男、堀田毅、岩切友里子

出品= 竹本洋、伊藤清則、伊藤由彦、小田孝弘、悳俊彦、安藤治、鈴木博司、小野宗芳、鈴木重三、佐野真、木佐敬久、藤本保紀、鳥羽修、杉江明、吉田憲二、大見釦也、平野英夫、山尾政子、アンダース・リカルドソン、ジェフリー・オリバー、勝原良太


浮世絵春秋19

平成11年(1999)2月1日発行
A5判・52頁・略装

目次
「新版 忠臣蔵十一段続」の判読 (岩田和夫)
『浮世絵−子ども絵百選展』補記訂正(酔桜亭主人、勝原良太、音乃葦芦)
浮世絵袋2 (勝原良太)
続ノ6 細判−入れ木の効用 (音乃葦芦)
The Technique of Ire-ki, Inserted Woodblock (2) (Otono Yoshiashi)
尋ね人 (音乃葦芦)
ばれんの会会員並びに『浮世絵春秋』読者の皆様に−礫川浮世絵美術館よりのご挨拶(松井英男)
「そろばん打ちの図」 (藤本保紀)
浮世絵随筆 (山仁住蔵、勝原良太、鈴木博司)
『浮世絵−子ども絵百選展』(「浮世絵春秋」18号)正誤表


浮世絵春秋20

平成12年(2000)5月31日発行
A5判・60頁・略装

目次
国芳画「本朝水滸伝剛勇八百人一個 犬山道節忠与」試論 (服部仁)
国芳作品のタイトルいろいろ(勝原良太)
八角団扇絵 (音乃葦芦)
新 細判「疱瘡絵」(音乃葦芦)
浮世絵鑑賞室26「三代目澤村宗十郎の見立意休」(仮題) (岩田和夫)
絵暦とそろばん図 (藤本保紀)
浮世絵随筆 (山仁住蔵)
平成の藤野先生(沢井鈴一)
大阪浮世絵の発展と特徴 (ヘンドリック・ルール)
The Evolution and Specifics of the Japanese wood block print in Osaka(Hendrick Luhl)